2007-05-08 オオルリシジミ 愛の舞 環境省のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅰ種に指定され、県の指定希少野生動植物でもあるオオルリシジミが、阿蘇郡南阿蘇村の草原で舞っている。 黒い縁取りに鮮やかなルリ色の羽を持つオオルリシジミはシジミチョウ科で、羽を広げた大きさは約三〜四㌢。阿蘇地域など全国でもごく限られた地域で生育する。 四月下旬ごろから成長が出始め、五月上旬に草原に自生するマメ科のクララに産卵。幼虫はクララを食べて成長する。野焼きで広大な草原を維持することで、クララもオオルリシジミも守られているという。 熊日新聞5月8日分より抜粋